ブログが御無沙汰になっておりました。
先日、クラシヤのメンテナンス先のお客様から
クラシヤ水(RO水)はミネラルも除去してしまうので辞めようかとご相談頂きました。
確かにRO浄水器はミネラル成分も不純物も90%以上除去してしまします。
ですが
皆様の殆どの方が水中に含まれるミネラル=身体に良い!必要!
と思っていませんか??
以前ブログにも書きましたが
ミネラルは糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと並ぶ五大栄養素の一つで、
ビタミンの吸収には欠かせません。
生きていく上で絶対必要な必須ミネラルもあります。
ただ、私たちの体はミネラルを作ることができないので、
食べ物から摂取しなければなりません。
ひとくちにミネラルと言っても、
①鉱物性ミネラル(無機ミネラル)と②植物性ミネラル(有機ミネラル)の2種類があります。
鉱物性ミネラルは石灰岩や珊瑚礁、土壌、海底に含まれており、粒子が大きいので
体内への吸収率は8~12%と低めな上、加齢とともに吸収率も3~5%に減少します。
また、大量に摂取すると体に溜まって慢性病の原因となります。
溜まる場所が関節なら関節炎に、血管なら動脈硬化に、腎臓なら腎臓結石、
脳なら脳梗塞、という具合です。
硬水の多いヨーロッパで関節炎が多いのもうなずけます。
ミネラルウォーターに含まれるミネラルは、この「鉱物性ミネラル」なのです。
私たちの体に必要なのは、植物性ミネラルです。
植物が土壌から鉱物性ミネラルを吸収して有機化したミネラル
(マイナスイオンの電荷を与えたもの)は、
粒子が小さく可能吸収率が98%もあります。
水溶性ですので摂りすぎても自動的に対外へ排出されるので、
過剰摂取の害がありません。
ミネラルはミネラルウォーターからではなく
食物から摂るようにしてください。
それもなるべく野菜で摂るようにしてください。
ご存知ですか、小松菜とひじきのカルシウム量。牛乳より多いんです!
○100g当たりのカルシウム量の比較
・牛乳 110mg
・小松菜 生 170mg ゆで 150mg
・ひじき 1400mg
(文部科学省HP 「食品成分データベース」より)
㈱水研は皆様に安心・安全な水をお届け出来る様日々研究活動しております。